レビューファイルの読み込みライブラリ
概要
本ライブラリは、Lightning Reviewのレビューファイルを読み込むためのライブラリです。
通常であれば、Lightning Review アプリケーションを起動してレビューファイルを参照する必要があります。
本ライブラリを使うことでアプリケーションの起動は不要になり、ユーザー様独自のプログラムや環境から読み込むことができます。
これにより、大量のレビューファイルから情報を一括で取得したり、分析したいという場合にご利用いただくことができます。
本ライブラリは、オープンソースソフトウェア(OSS)として公開しています。
ライブラリでできること
従来はレビューファイルの情報を Lightning Reveiwのプログラムが分析していましたが、
プログラムを介さずにレビューファイルから直接データを取得します。
これにより、以下を実現できます。
- プログラムでは対応していない独自の観点で分析する。
- レビューエクスプローラで一覧化できない項目(工程、カスタムフィールド など)
- ピボット分析でも集計できない項目(実績成果量を元にした指摘密度 など)
- 定期的(月/週単位)で組織単位のレビューデータを自動で集計/分析する。
- 集計結果を残すことで、レビュー品質の状況の変化がわかります。
- レビューエクスプローラを設定せず、『ボタン一つ』で全プロジェクト/全組織のレビューファイルを集計する。
「Lightning Review では出力しない観点で分析したい」とお悩みのユーザ様、
まずは一度試して頂いてはいかがでしょうか?
ポイント
- 処理が非常に速い。
1,000ファイルのレビューファイルの読み込みが数秒で処理可能です。 - 手軽に呼び出せる。
- プログラムからだけでなく、コマンドラインからも読み出し可能です。
- 取得したデータをJSON形式で出力できます。
例えば、『出力したJSONファイルをExcelに読み込む』ことで、
今までのLightning Review では見れなかった情報(指摘密度など)を見ることができます。
動作環境や処理の詳細
以下のページをご参照ください。
「GitHub:LightningReview-ReviewFile」
取得できる情報の詳細は、上記ページの「出力フィールドの説明」を参照してください。
"「【活用例】コマンドラインから読み出してExcelに展開する"にて、
コマンドラインから読み出し、レビューファイルの情報をExcelに展開する方法ご紹介しています。
ライブラリの入手方法
本ライブラリは、GitHubで公開しています。
以下のページより取得し、ご自由にご利用ください。
「GitHub:LightningReview-ReviewFile」
注意事項
- 本ライブラリは、随時更新しております。
予告なく変更することがございますので、あらかじめご了承ください。
更新状況はリンク先ページをご確認ください。 - 本ライブラリは、オープンソースソフトウェア(OSS)となります。
そのため、ライブラリを使用した結果は、利用者様にて保証してください。
(同様の理由からツールに関する内容はサポート対象外になること、ご理解いただけますようお願い致します。) - 本ライブラリについてのご要望や想定外の動きがありましたら、遠慮なくサポートチームまでご連絡ください。
可能な範囲でご回答・ご助言させていただきます。
活用例:コマンドラインプログラムを実行してレビューファイルのデータをExcelで表示する
本ライブラリの具体的な利 用例を動画を使ってご紹介します。
ここでは、以下の Step で実施しています。
- Step1:コマンドラインプログラムを実行してレビューファイルのデータを出力する。
- Step2:出力したレビューファイルのデータをExcel上に表形式で表示する。
Step1:コマンドラインプログラムを実行してレビューファイルのデータを出力する。
フォルダ内に複数格納されているレビューファイルに登録された指摘データを、JSON形式で出力します。
下の動画では、Windows のコマンドプロンプトにてLightning Reviewのファイルが格納されたフォルダを
指定して実行することで、output.jsonというファイルを出力しています。