V2.0 の変更点
これからのレビューはLightning Review ただ1つで記録可能に
Lightning Review 2.0 へのメジャーバージョンアップにより、Lightning Review はより『ソフトウェア開発現場に寄り添ったツール』になります。
ユーザーの皆様のご要望にお応えした機能を数多く実現しました。
今回リリースする新しい機能を4つの特徴に分けてご紹介します。
- GitHubやSubversionを活用する開発現場においても、Lightning Reviewが使いやすくなる
- 現場のプロセスにマッチした柔軟なレビューを実現
- チームでのレビューの共有が容易に
- ユーザーエクスペリエンスを改善
上記の他にも複数の改善を実施しております。
詳細は次のリンクを参照ください。:改善
Lightning Reviewをご利用中の方は、どなたでも無償でバージョンアップしてご利用いただけます。
バージョンアップ方法については、次のリンクを参照ください。:Lightning Reviewをバージョンアップする
GitHubやSubversionを活用する開発現場においても、Lightning Reviewが使いやすくなる
GitHub や Subversion で管理している成果物を Lightning Review から一覧表示してドキュメントのリンクに登録できるようになりました。
さらに、ドキュメントのリンクから GitHub と Subversion の成果物を開く際に、Web上のファイルをローカルにあるかのように開くので、
Webブラウザを経由してファイルをダウンロードする手間がありません。
他にも以下の使い方ができます。
- 事前にリポジトリの設定情報を登録すると、登録したリポジトリ内のファイルやファイルごとのコミットを
Lightning Review から一覧で把握できます。 - 一覧からファイルやファイルごとのコミットを対象にレビューを開始すると、自動でドキュメントに追加します。
登録されたドキュメントは自動でアウトライン解析されます。 - 既存のドキュメントに対してファイルやファイルごとのコミットの一覧からリンクを貼ることも可能です。
詳細は次のリンクを参照ください。:構成管理システム連携
現場のプロセスにマッチした柔軟なレビューを実現
カスタムフィールドの拡充
カスタムフィールドを拡充し、以下を記録できるようになりました。
- レビューの基本情報や予実
- メンバのロール
- 作成、検討、承認
- レビューイ、識者
プロジェクトや組織で必要となる情報をカスタムフィールドとして追加し、記録することが可能です。
これにより、今までレビューファイルでは管理できず別ファイルで管理していた情報も記録可能となり、
Lightning Reviewで情報を一元管理できます。
詳細は次のリンクを参照ください。:カスタムフィールドを設定する
レビュー対象ドキュメントやレビュー指摘に対し、URLリンクも設定可能
レビュー対象ドキュメントやレビュー指摘に対して、リンクを設定できるようになりました。
- レビュー対象ドキュメント本体へのリンクはもちろん、修正後のドキュメントや関連文書、
参考資料などのドキュメントのリンクも設定できます。
これにより、レビューワが関係するドキュメントを素早く開き、確認できるようになります。 - 各指摘のリンクにより、ソースコードなどのリポジトリに対するコミットを修正単位で記録することが可能になります。
詳細は次のリンクを参照ください。:「レビューファイルを作成する」 / 「レビューを実施する」
テキスト / Markdown形式で記述可能な「ノート」機能の追加
指摘以外の情報を記録する機能として、ノートを追加しました。
テキストやMarkdown形式で自在に記載することで、以下を実現できます。
- レビューのガイドラインを載せておき、そのガイドラインを見ながらレビューを行う
- セルフチェックの観点を記載しておいてレビュー前にノート上でチェックしておく
これにより、今までレビューファイルでは管理できなかったプロセスの遵守状況なども、
レビューファイル上で記録・管理することができるようになりました。
詳細は次のリンクを参照ください。:ノートを活用する
チームでのレビューの共有が容易に
ワークスペースフォルダでチームでのレビュー状況を共有
レビューエクスプローラで表示していたフォルダを、チームでレビューファイルを共有するための
ワークスペースフォルダとして扱うことができます。
また、ワークスペースフォルダの登録情報をエクスポート・インポートすることで
チームでのレビュー状況の共有とテンプレートの共有が簡単にできます。
詳細は次のリンクを参照ください。:チームのレビューを共有する
テンプレート機能でユーザーに合ったレビュープロセスに標準化
Lightning Review でテンプレートファイルを作成し、プロジェクト・チームメンバで共有できるようになりました。
個々のユーザーで保持していたテンプレートファイルをプロジェクトの標準テンプレートとして扱うことができます。
また、実際に開発をしながらプロセスやテンプレートを改定し、そのままプロジェクトに適用することもできます。
詳細は次のリンクを参照ください。:テンプレートを用意する
ユーザーエクスペリエンスを改善
「もっと見やすく」「もっと使いやすく」をモットーに、スタートページと概要ページを追加しました。
スタートページ
スタートページは、Lightning Reviewの起動時に表示されます。
このスタートページでは、ワークスペースフォルダ内にあるすべてのレビューの状態を確認できます。
これにより、レビューの進捗の確認や、遅れているレビューに対するフォローアップなどが可能となります。
さらに、ワークスペースフォルダにテンプレートを設 定できます。
例えば、チームで使う「工程別にカスタマイズしてあるテンプレート」を登録することで、工程に合ったレビューをすぐに始められます。
詳細は次のリンクを参照ください。:スタートページ
概要ページ
概要ページでは、以下の項目を設定できます。
従来は『レビュー設定ダイアログ』という小さいダイアログで行っていた設定が、より見やすくなりました。
- レビューの基本設定・予実・メンバの編集
- カスタマイズ機能(指摘のカスタムフィールドのカスタマイズなど)
- レビューのステータス
詳細は次のリンクを参照ください。:レビューの基本情報を設定する
改善
上記の機能追加・変更の他にも数多くの改善を実施しています。
- ファイルパスに相対パスを設定できる。
- 読み取り権限しかないフォルダに格納された Lightning Review ファイルを開くことができる。
- 日付入力のカレンダーを1ヶ月単位で表示する。
- アウトラインツリーを一括で展開/クローズできる。