アウトラインツリーに同じパスのアウトラインが存在すると、レビューファイルを開き直した際に指摘の位置が変わってしまう
対象機能、バージョン
Lightning Review 1.8 以降
現象
Lightning Reviewのアウトラインツリーに同一文字列のアウトラインパスが複数存在する場合、2番目以降のアウトラインパスに登録した指摘が、LRファイルを開き直した時に1番目のパスに移動します。

また、完全に同一ではなく、前方一致する(先頭から途中までのアウトラインパスが一致する)場合、差異のあるパス(およびそれに含まれる指摘)は前方一致するパスに統合されます。 ただ、元のアウトラインパスも残ります。

アウトラインパスとは
Lightning Reviewのアウトラインツリーで指摘を登録した箇所を特定するためにドキュメント名や見出しを組み合わせた文字列です。
アウトラインツリー上では階層として表示します。
発生条件
以下の状態で保存されたレビューファイルを開くと発生します。
- Lightning Reviewのアウトラインツリーに登録されているアウトラインパスについて、完全一致または前方一致するものが存在する
- 該当するアウトラインパスに指摘が登録されている
回避方法
以下のいずれかの方法で現象を回避してください。
-
アウトラインパスを変更する
ドキュメントやアウトラインの名前を変更して、重複を解消します。 -
アウトライン単位でレビューファイルを分割する
同じパス名を持つアウトラインをそれぞれ別のレビューファイルに登録して管理します。 -
対象ファイルのファイル名を変更し、アウトラインへ再登録する
ドキュメントの名称はデフォルトではファイル名になるので、ファイル名がユニークであればドキュメント名もユニークになります。